空調服®の導入事例 Vol.2

港区様

多くの企業や職場で、熱中症対策の一環として空調服®が導入されています。実際の現場の声を紹介します。


東京都港区のごみ収集を管轄しているのが港区環境リサイクル支援部みなとリサイクル清掃事務所。2023年に「ごみ排出実態調査」を区が独自で実施し、紙類やプラスチック類の資源ごみを有効活用することで、ごみの減量を目指そうと、2030年までの「一般廃棄物処理基本計画(第3次)」を策定し、現在実施しています。港区は六本木のような繁華街やタワーマンションエリア、昔ながらの下町が残るエリアがあり、それによってごみ収集の大変さも変わってきます。さらに夏場は暑さが加わるため、作業環境の改善策として2023年から空調服®を導入。その経緯を伺いました。

環境リサイクル支援部 みなとリサイクル清掃事務所 清掃事業係 引間克幸さん

ファン付き作業着を着ている他の区の職員を見かけた者から、「ぜひうちの区でも」と提案を受けたのが導入のきっかけです。収集の現場というのは、どうしても年間を通じてマスクを着用しなくてはなりませんし、ホコリが舞うような場所での作業もあります。作業服も年間を通じて長袖着用が必須で、酷暑下においては熱中症のリスクも高いため、区として導入を決定しました。
 安全性を考慮して、ファンを回したときにできるだけ膨らみが少ないもの、色は通常着用している作業服と違和感のないもの、といった条件をクリアしたのが空調服®でした。さらに区のネームプリントや、反射板の貼り付けといったカスタマイズにも対応してくれたのも助かりました。

環境リサイクル支援部 みなとリサイクル清掃事務所 清掃事業係 高橋栄次さん

可燃ごみを担当しておりまして、一緒に回る収集車は、1日にごみ処理工場と収集場所を6往復しています。空調服®を着るようになってからは、作業中はもちろん涼しくなったのですが、一番違いを感じのは休憩中です。日陰で休んでいる時に感じる涼しさがこれまでとは全然違います。また、車に乗って移動している際も、車内はエアコンが効いているので、背中の汗がすぐ乾いていて快適です。

環境リサイクル支援部 みなとリサイクル清掃事務所 清掃事業係 大淵正人さん

「戸別訪問収集」という高齢者や障がいのある方の世帯などごみ出しが困難な世帯の回収を担当しています。以前は、公園などで、汗でぬれた作業服をしぼらないといけないほどだったのですが、今は連続して作業ができるようになりました。また集合住宅などコンクリートの建物が並ぶエリアは、意外と風や湿気が抜けず、そういうところを回る時も涼しさを感じながら作業ができています。

空調服で、快適な環境を手に入れよう。

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