よくある質問


熱中症の基礎知識

熱中症はどのような気温・湿度で起こりやすいですか?

気温が高く、湿度が60%を超えると、体内の熱がうまく逃げずに熱中症のリスクが高まります。特に湿度が高い日は体感温度が上がるため、注意が必要です。

「暑熱順化」とは何ですか?

暑熱順化とは、体が暑さに慣れることで汗をかきやすくなり、熱を逃がしやすくなる状態のことです。暑い季節の前に少しずつ汗をかく習慣をつけることで、熱中症になりにくい体づくりが可能です。

熱中症と脱水症状は違いますか?

脱水症状は水分や塩分が不足した状態で、熱中症の一因にもなります。熱中症は体温調整がうまくいかず、全身の機能が乱れる状態で、重症化すると命に関わることもあります。

熱中症はいつの時期に注意が必要ですか?

6~9月がピークですが、5月頃の暑さに身体が慣れていない時期や猛暑が落ち着いてくる10月もリスクがあります。特に初夏の急な暑さや残暑時は、十分に警戒しましょう。

熱中症の初期症状には、どのようなものがありますか?

軽度の熱中症では、顔のほてりやめまい、立ちくらみ、軽い頭痛などの症状が見られます。放っておくと、吐き気やけいれん、意識障害に進行する場合もあるため、違和感を覚えたら早めの対処が大切です。

予防・対策

日常生活での熱中症対策として、すぐできることは何ですか?

外出時は帽子や日傘を使い、日陰を歩くなどして体温の上昇を防ぎましょう。室内では冷房や扇風機を活用して室温を調整し、水分を時間を決めて摂るのも効果的です。服装も風通しのよい素材を選ぶと快適です。

屋外作業での熱中症対策には、どんな方法が効果的ですか?

直射日光を避ける休憩や、水分・塩分のこまめな補給に加え、通気性の高い服装を選ぶことが効果的です。特にファン付きウェアのような送風機能を持つ衣服を活用することで、身体の熱を効率よく逃がせます。

熱中症を予防する食べ物はありますか?

水分を多く含む野菜や果物(きゅうり、トマト、スイカなど)、塩分やミネラルが補給できる食事(味噌汁など)がおすすめです。食事でもこまめな補給を心がけましょう。

熱中症を防ぐために、水分補給はどのタイミングで行うべきですか?

喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分補給を行うことが大切です。大量の汗をかいた場合は、水だけでなく塩分補給も忘れずに行いましょう。スポーツドリンクや経口補水液を適切に活用するのも効果的です。

水ではなくお茶やコーヒーで水分補給しても大丈夫ですか?

カフェインの含まれるお茶やコーヒーは利尿作用があるため、脱水を進める可能性があります。水やスポーツドリンク、経口補水液などを優先して飲むようにしましょう。

冷却グッズはどのようなものが効果的ですか?

首元や脇の下を冷やす保冷剤、冷感タオル、ネッククーラーなどが効果的です。外出時や作業中に手軽に使えるアイテムを活用しましょう。

寝ている間にも熱中症になりますか?

はい。室温や湿度が高いまま眠ると、寝ている間に脱水が進み、起床時に症状が出ることがあります。寝る前の水分補給とエアコンの適切な使用を心がけてください。

エアコンはどのくらいの温度設定が適切ですか?

一般的には室温28℃前後が目安とされています。ただし体感温度は人によって異なるため、無理せず涼しく感じる温度に調整してください。

屋内でも熱中症になることはありますか?

はい。屋内でも空調が不十分だったり、湿度が高い環境では熱中症のリスクがあります。風通しの良い服装やこまめな水分補給を心がけ、定期的に休憩をとるようにしましょう。

暑い日に適した服装は?

熱中症を防ぐためには、通気性と吸湿速乾性のある服装を選びましょう。通気性の良い素材(ポリエステル、麻など)、速乾性のあるインナー(汗を吸収し素早く乾かす)、明るい色の服(黒色の服は熱を吸収しやすいためNG)、帽子やアームカバーの活用(直射日光を防ぐ)が望ましいです。暑熱環境では、さらに快適に過ごすために ファン付きウェア(空調服®) を活用するのも有効です。

子どもや高齢者は、特にどのような点に注意が必要ですか?

体温調節がうまくできない子どもや高齢者は、暑さに弱く、脱水症状にも気付きにくいため、周囲がこまめに声をかけたり、水分を取るタイミングを管理することが重要です。屋外活動の時間や場所にも配慮が必要です。

対応・応急処置

熱中症が疑われるときは、まず何をすればいいですか?

すぐに涼しい場所に移し、衣服を緩めて体を冷やします。意識がある場合は水分と塩分を補給し、回復しない場合や意識がもうろうとしているときは救急車を呼びましょう。

氷や保冷剤で体を冷やすとき、どこを冷やすと効果的ですか?

首の両側、脇の下、太ももの付け根など太い血管が通る場所を冷やすと、効率よく体温を下げられます。

子どもが熱中症になったときの対応は?

すぐに日陰やエアコンの効いた場所に移動し、冷たいタオルや保冷剤で体を冷やしてください。水を飲めるようであれば少しずつ与え、回復が見られない場合はすぐに受診しましょう。

救急車を呼ぶか迷ったときはどう判断すればよいですか

「意識がない」「受け答えがおかしい」「水を飲めない」「けいれんがある」などの症状があれば、迷わず救急車を呼びましょう。迅速な判断が命を守ります。

空調服®に関するご質問

(株)空調服WEBサイト「よくあるご質問」よりご確認ください

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