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空調服®は、なぜ涼しいのか?
『風を生み出し、汗を気化させる』ことで、効率的に体を冷やします。
通常の作業服では、汗を蒸発させる仕組みがないため蒸れやすく、体温が上昇してしまいます。空調服®は2個のファンから服の中に外気を取り込み、汗の気化熱で体を冷やします。 空調服®により得られる爽快感は、着用された方だけが体感できる全く新しい感覚です。
空調服®の冷却メカニズム
空調服®の特許・技術の要は、送風ファンを衣服に装着しているだけでなく、人体が本来備えている「汗が蒸発するときの気化熱で、体温を下げる」仕組み=生理クーラー®理論を応用している点にあります。「身体と衣類の間に、大量の風の流れを体と平行につくり、汗の気化を促進させて体温と体感温度を下げます。
✔ 汗を蒸発させることで、外気温が高くても快適な状態を保つ
✔ 部屋全体を涼しくするのではなく、人だけを涼しくする
✔ 汗を効率よく蒸発させることで、熱がこもりにくくなる


通常の作業服と、空調服®の違いとは?
従来の作業服と空調服®では、快適さや作業効率に大きな違いがあります。以下の比較表をご覧ください。
項目 | 一般的な作業服 | 空調服® |
通気性 | 低い(汗がこもりやすい) | 高い(風が通り快適な状態) |
体温調節 | 効率的に汗が気化されない | 汗を気化させて効率的に冷却 |
作業効率 | 熱がこもり疲労がたまりやすい | 体温上昇を抑え集中力を維持 |
熱中症リスク | 高い | 低減できる |


空調服®の導入事例
多くの企業や職場で、熱中症対策の一環として空調服®が導入されています。実際の現場の声を紹介します。
株式会社 川崎フロンターレ様
サッカーJリーグの川崎フロンターレは 2017 年に悲願のJ1初優勝を遂げると、18、20、21年もリーグを制覇。1999年にJリーグ入りした後発組ながら、地域密着型の強豪クラブに成長し、今や欧州のトップリー グや日本代表に数多くの選手を輩出する人気クラブチームです。
Jリーグのオンシー ズン中は、夏場も試合があり、スタッフたちも屋外で仕事をするため、熱中症対策が課題となっていました。
(株)空調服とパートナー契約を結んだことをきっかけに、2023年7月から空調服®を導入し、スタッフたちの体調管理をサポートできるようになりました。
港区様
東京都港区のごみ収集を管轄しているのが港区環境リサイクル支援部みなとリサイクル清掃事務所。2023年に「ごみ排出実態調査」を区が独自で実施し、紙類やプラスチック類の資源ごみを有効活用することで、ごみの減量を目指そうと、2030年までの「一般廃棄物処理基本計画(第3次)」を策定し、現在実施しています。港区は六本木のような繁華街やタワーマンションエリア、昔ながらの下町が残るエリアがあり、それによってごみ収集の大変さも変わってきます。さらに夏場は暑さが加わるため、作業環境の改善策として2023年から空調服®を導入。その経緯を伺いました。