残暑の厳しさと10月まで続く熱中症リスク

「残暑」を侮らないことが重要です

はじめに

9月に入っても気温の高い日が続き、秋口まで熱中症のリスクは決して下がりません。環境省によれば、熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)は4月23日から10月22日まで運用され、2024年には5月から9月までで過去最多の97,578人が熱中症で救急搬送されました。この時期の「残暑」を侮らないことが重要です。

残暑がもたらすリスク

気温や湿度が高い日が続くと、体は疲れがたまりやすく、自律神経のバランスが乱れます。夏場に比べると日差しや風の変化に気づきにくく、体温調節が追い付かないこともあります。また、学校や職場などのイベントが再開しやすい時期でもあり、日中に屋外へ出る機会が増えるため注意が必要です。

熱中症リスクを減らすポイント

熱中症予防の基本は、以下の4点です。

1.WBGTの確認

暑さ指数(WBGT)を確認し、指数が高い日は長時間の屋外活動を控える。

2.こまめな水分・塩分補給

喉が渇く前から水分と塩分を補給する。目安として1日1.2L程度を心がける。

3.適切な空調使用

エアコンは夜間や室内でも積極的に使用する。東京都監察医務院の調査では、室内で亡くなった方の約8割がエアコンを使用していなかった。

4.無理をしない

残暑の時期は体調を崩しやすいので、無理をせず休憩を取り、体調の変化に注意する。

夏が終わったと思っても、熱中症のリスクは続きます。政府が10月まで熱中症警戒情報を運用していることからも、残暑の期間に対策を続けることが重要です。秋の心地よい気候を楽しむためにも、引き続き熱中症予防を習慣化しましょう。

※参照元:

環境省「令和7年度における熱中症対策について(再周知及び再依頼)」

環境省「熱中症環境保健マニュアル」

東京都監察医務院調査(環境省リーフレットより)

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